高野山へ向かう際にこの神社が気になり立ち寄りました。
丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)は和歌山県かつらぎ町にある神社で、弘法大師空海に高野山を授けた神として知られています。
密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導いたそうです。
また、こちらの神社に参拝した後に高野山に登ることが慣習とされていたとのことですので、高野山へ行く方は立ち寄ってから向かうのがいいかもしれません。
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつにも登録されているようです。
そんな関連性があるとは知らず立ち寄りましたが、参拝出来たことに感謝です。
世界遺産登録の背景としては「日本古来の信仰である神道とインドから東アジアに伝わった仏教がこの地において融合し、現在まで1200年にわたりその関係が続き、それらの文化的景観が残っていること」があげられているそうです。
いわゆる神仏混合です。
高野山へ行く前に、この神社へ参拝する、日本人にとって当たり前なことが、海外からすると驚きなんですね。
この「当たり前」も非常に有難く感じます。
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