高野山に行ってみた 実際かかった時間やまわり方をまとめました

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自家用車で関東から和歌山県の高野山へ行ってきました。
想像していたより観光しやすかったので、その点含めてレポします。

高野山

高野山は、平安時代のはじめに弘法大師によって、開かれた日本仏教の聖地です。

高野山の本堂は、大伽藍にある「金堂」が一山の総本堂のようですが、高野山全体がお寺となっています。
高野山には、現在117ヶ寺あるそうで、その全体を総本山金剛峯寺というようです。

お寺が沢山あって、それら全てがまとめて高野山である、というのが極めて特殊に感じます。

前回の和歌山旅行のときに、日程が足りなく、さらに季節的に雪が降る可能性なので止めましたが、2年後に空海の伝記本を読んでさらに行きたくなってしまい、奈良・和歌山旅行の際に訪れました。

観光の仕方が分からない

観光雑誌を2冊買い、高野山の項目を見てみたのですが、バスで行く際の観光モデルコースや、宿坊が大きく載っていていまいちピンと来ませんでした。

車で行った際には駐車場などはどうしたらいいのか、それぞれどのくらいかかるのか、食事するところはどれくらいあるのかなどがよく分からなかったのです。

他に観光をした後、高野山へ向かい半日観光し、和歌山のかつらぎ温泉から宿泊。

次の日はかつらぎから高野山へ向かい、丸一日観光。

という一日半観光プランをおおまか立ててみました。

念のため次の日も足りなかったときに、高野山へ行けるくらいの余裕を持たせ、分からないからとりあえず行ってみて考えようということになりました。

とりあえず行ってみた

皆目見当が付かないので、玉置神社に参拝後、高野山へ行きました。

どこに最初設定したらいいのか分からず、奥之院の住所をカーナビに入れ、まあまあのクネクネとした山道を進んでいきました。

鹿にも遭遇する山道です。

駐車場の心配はない

ようやく見えてくると、奥之院の目の前に無料の広々とした駐車場がありました。
予想以上に広い駐車場です。

そして結構あちこちに駐車場があります。

まだ完全に観光客が戻ったとは言えない、2022年の秋だったせいか駐車場は空いていました。

そして混んでいたとしても、広いですし、仮に埋まっていても違うところから歩いてまわったり、いくらでも対処は出来そうだなと思いました。

そこで安心して、大丈夫だと分かったので、まずは壇上伽藍へ向かいました。

壇上伽藍

真言密教を広めるための根本道場として、高野山に最初に開いた壇上伽藍。

中の根本大塔の中に書かれていた立体曼荼羅が特に圧巻でした。

他にも高野山の総本堂の「金堂」もこちらの敷地にあります。

一周して見て回ることが出来たり、外から想像するよりも拝観に時間がかかり、この日は壇上伽藍だけにしました。

余談ですが、拝観料を入れるところがあるのですが、入れていない方がいました。
拝観するならきちんと入れましょう・・・。

金剛峯寺

次の日は金剛峯寺から。
目の前の駐車場があります。


金剛峯寺は高野山のほぼ中央に位置し、一山経内地の中心となるお寺で、高野山のほぼ中心にあります。
弘法大師は高野一山の総称を金剛峯寺と命名したそうです。

中に入って歩いてまわりながら、襖絵や石庭を眺めます。

奥に進むと、多くの僧侶たちの食事を作っていた台所などがあり、大変興味深いです。

奥之院

最後は奥之院です。
壇上伽藍を左側、金剛峯寺を真ん中とすると、奥之院は右端に位置します。

こちらも大きな駐車場が目の前にあります。
まっすぐ直線で進んでいくからか、その奥の脇の道路にも車が点在して置いてありました。

大師が今なお生きて私たちを迎えて下さるといわれる御廟が奥にあり、そこまでも数々の歴史の有名人の供養塔があります。

上杉謙信や織田信長の供養所を通って進むそのルートだと、「一の橋駐車場」へ止め進んだ方がいいです。

今回は「中の橋駐車場」から進むルートです。

右側のルートが中の橋駐車場から進むルートです。
長い方が、一の橋駐車場から歩くルートです。
汗かき地蔵なども一の橋ルートですが、途中道が交わるところがあるので、行き来は出来ます。

中の橋ルートは、現代に近いお墓が沢山あり、ヤクルトやUCCなどの巨大企業の企業墓が並んでいます。
形がヤクルトだったり、コーヒーカップだったり、墓地にもかかわらず、盛り上がりながら進んでしまいます。

そしてここに企業墓を置くことが、権力の象徴なのかな、などと言った複雑な思いも。

亡くなった社員の慰霊碑を置いている会社もあり、その会社の思想みたいなものも伺えました。

観光雑誌などでは、一の橋ルートにある偉人の供養塔などを紹介しているものも多いですが、中の橋ルートもおススメです。

そして御廟橋の先は撮影禁止です。

お墓が至る所にある場所なので、そもそも中に入ったときから私は撮る気になれません。

同じように気になる方は奥之院全体を撮影しない方がいいと思います。


奥にある弘法大師の御廟を祀る燈籠堂はさすがに圧巻でした。

入った瞬間に「わー」と感嘆の声をあげてしまうような、2万基以上の燈籠がとても美しいところでした。

本当は地下にも行けるのですが、感染症対策で入れませんでした(2022年)。
また、機会があれば訪れたいです。

おみくじもある

帰りに御廟橋の前にあったおみくじが気になって引いてみました。

DSC_4849

大吉でした。
お大師さまからお言葉を貰ったみたいで、何だかありがたい気持ちです。

新しく始めるのがよいとのことなので、日々の生活に取り入れていきたいと思います。

お昼はどこで食べるか

高野山は思っていたよりもお食事するところも多かったです。

誠に勝手なイメージから、精進料理とかしかないのかと思っていました。

金剛峯寺の前の通りにも数件お店があり、寒かったので目に付いたお店に入りました。

丸万さんです。お蕎麦を頂きました。
お寿司もありましたよ。

防寒対策は必要

高野山は気温が低いので、羽織るものや中に着るものを選んで、防寒対策した方がいいです。

秋だったので、玉置神社やかつらぎ町は寒くなかったですが、高野山に着いたら寒かったです。

皆さんも服装には気を付けて下さい。

音声ガイドもいいかも

音声ガイドのマークがあったので尋ねてみると、壇上伽藍のお坊さんが丁寧に教えてくださいました。

観光情報センターにて有料で借りることが出来るようです。
奥の院にもマークがあったので、主要なところは全て解説してもらえるのかもしれません。

日をまたぐのと戻ることになるので断念しましたが、一日でまわる方は、より理解が出来て知識が深まるかもしれませんので、借りてまわるのもいいと思います。

猿田彦珈琲にも寄ってみた

ここにしかない猿田彦珈琲「高野山 café雫」に寄ってみました。

ナビに入れたら変な場所に案内され、裏側にあるので隠れて見えにくいですが、位置的には金剛峯寺の前です。
2022 年8月3日(水)にオープンしたまだ新しいcafeスポットです。
「高野山デジタルミュージアム」内です。

今回のためにオリジナルで開発した「高野山ブレンド」のコーヒーや、ラテもあります。
ショップにも高野山ブレンドがあったので、渋いおみやげじゃない高野山みやげを探している方にはぴったりではないかと思います。

テイクアウトにしました。
おみくじ直後だったので「大吉ブレンド」。

DSC_4606

帰りの山道を楽しむお供にしました。
中でも飲めますし、前にベンチもあったので、歩き疲れたらこちらでお茶するのもいいですね。

「高野山 café雫」だとあまり出て来ないので、、分からない方は「高野山デジタルミュージアム」で検索してみて下さい。
高野山デジタルミュージアム | 株式会社DMC高野山 (dmckoyasan.com)

感想

さすが高野山だなと思いました。
しかも今回車だったので想像よりはるかに観光しやすい。

点々とバス停もあり、各お寺に乗り降りが出来そうでしたので、歩きの方はバスを活用するのもアリだと思いますが、時刻表を試しに見てみたら思ったよりも本数は少なめでした。

待っている人も多く、事前に確認して上手く乗らないと時間はかかりそうです。

観光情報センターにレンタサイクルや、電気自動車があるのでそちらの方がいいような気がします。

よく言われている「壇上伽藍」→「金剛峯寺」→「奥之院」の観光がやはりおススメです。
余裕があればもちろん他のお寺もいいですが、見どころが多いので車でも丸一日だとこれぐらいではないかと思います。

皆さまもぜひ訪れてみて下さい。

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