「KITOKASHI MIYAGAWA」というお店をご存じでしょうか?郊外にあるおしゃれな洋菓子屋さんに行ってみました。営業日や購入方法などをまとめています。
謎の行列
ある日散歩をしていると「謎の行列」に遭遇しました。
一軒家の1階が店舗になっているようでそこに人の列が出来て並んでいました。
近くに店舗もないごく普通の住宅街なので、余計列が目立つんですよね。
よく通る道だけれどお店なんてあったかなぁと外から除くとショーケースが見えてケーキ屋さんかぁと分かりました。
このお店の前に列が出来ていて、比較的若い方も多く、インスタとかで話題のお店なのかなぁなんて思いながら通り過ぎました。
14時から通常販売
帰り道にまた通ると列が無くなっていたので表の看板の説明書きを見てみると
11時30分から整理券を配っている、その後12時から14時まで整理券を持っている方に販売。
そしてその後14時過ぎからは整理券がなくても購入できるというシステムのようです。
整理券を持った方にまず販売するので14時からの通常販売では、ケーキなどの残り具合もマチマチのようです。
ちょうど14時過ぎに帰り通ったので列が無かったみたいです。
気になったので入ってみました。
おしゃれな店内
木のぬくもりが感じられるおしゃれな店内に綺麗なショーケース。
ショーケースと反対側にはマドレーヌなどの焼き菓子も置いてありました。
この日はもう『稲荷山モンブラン』と『シュークリーム』、『キャラメルシュークリーム』のみがショーケースに並んでいました。
この日はシュークリームとモンブランを購入してみました。
シュークリーム
カスタードのシュークリーム。
丸いコロンとした形がかわいい。
中にはみっしりとカスタードが入っていました。
空洞があったり皮が厚めのものも多いですが、こちらはもっちりとした薄めのシュークリーム生地にたっぷりのカスタード。
そして皮はほんのり香ばしい香りがしたので、何か塗って焼いているんでしょうか。
カスタードと相まってアクセントになってます。
口の中が幸せになるシュークリームでした。
モンブラン
「稲荷山モンブラン」。
一つずつ丁寧にむいて栗のペーストと渋皮煮の栗にしているとのことで、栗を存分に楽しめるモンブランです。
下はザクっとしたクッキー生地?が敷かれており、スポンジなどのかさましも無く、栗がふんだんに使われているのが分かります。
栗のペーストがとってもおいしい。
ザクっとした感触も楽しむために早めに食べて欲しいとのことです。
「KITOKASHI MIYAGAWA」とは?
アマン東京の「ザ・ラウンジ by アマン」のアフタヌーンティーや、イタリアンレストラン「アルヴァ」のドルチェ、「ザ・カフェ by アマン」の季節のデザートのほか、ギフトアイテムを含むホテル内すべてのペストリーを監修している宮川佳久シェフが作る洋菓子店。
それは話題にもなりますね。
2拠点での仕事ということで、こちらはホテルとはまた違った創造性が発揮できる場としてオープンされたのでしょうか。
ネットでも販売されているようでサイトの紹介文には
本当に美味しいものとは何かを突き詰めてパティシエとして様々な経験を積み重ねてきました。今わかったことはシンプルに素材の持ってる魅力を最大限に活かしたものは最高に美味しい。余計な物は加えず、丁寧に大事に手をかける。そういうお菓子をつくっていきたいという考えに至りました。 材料は安心、安全なものを厳選しながら添加物などを加えないため賞味期限は少し短めになっております。一つ一つ丁寧に作っておりますので大量生産はしておりません。現在は個数限定で不定期に販売させていただいております。店舗販売及びご予約等については承っておりません。予めご了承くださいませ。 皆様の記憶に残るような、またあれが食べたいと思っていただけるようなものを作っていきたいと思っております。
と書かれていました。
こだわりの詰まったお店ですね。
行かれる方は近隣に気を付けて下さい
洋菓子店ですが、一軒家の一階と言った感じのお店です。
住宅街なので近隣の迷惑にならないように配慮して来店した方がよいかと思います。
一応駐車場もあるようですが、中止しているようですし、人が来過ぎて近隣に迷惑を掛けてしまったと書いてありました。
営業スタイルはまだ模索中とのことですが、このような店舗スタイルで運営するためには、来る方の配慮も必要かと思います。
この日も店舗前に路上駐車されている方がいて、すぐ終わるからとのことなのか運転手の方が待っていましたが、後ろが詰まって渋滞してしまっていました。
狭山警察署が近いところなので、たまたま通りかかった警察官が「移動して下さい。詰まっちゃってますんで」と注意されていました。
広い道路ではなく、追い越しの難しい道路なので、車で行こうと思っている方は目の前に路上駐車は難しいと思います。
稲荷山公園が近いですが、そこの駐車場に停めて歩くのもあまりよろしくないかなと思うので、電車か一番近いパーキングに停めるしかないかなと思います。
駅からは徒歩7分です。
あまり迷惑をかけるとお店側が申し訳なくなって営業を辞めざるを得なくなってしまうので、来店される方はお気を付けください。
素敵な洋菓子屋さんの応援をしましょう。
Instagramをチェック
営業日や注意事項、駐車場の説明など様々な情報はInstagramにあげられているようです。
私が行ったときには14時からの通常販売でどのくらい残っているかなどをストーリーに上げていると書いてありました。
常時営業ではなく営業スタイルは模索中とのことなので、来店予定のある方はインスタを見た方がいいと思います。
KITOKASHI(@kitokashi_miyagawa) • Instagram写真と動画
現在は予約販売やオーダーは受けていないようです。
問い合わせが多くても困ると思うので、インスタなどの情報をチェックした方がいいと思います。
店舗情報
Kitokashi Miyagawa
埼玉県狭山市入間川4-24-11
営業日: 週末
※変更あり、インスタグラムにて発信
営業時間: 11:30~整理券配布
14:00~17:00一般販売
※生菓子なくなり次第終了
他の生菓子たち
後日もちょこちょこ通って購入しています。
キャラメルシュークリーム
キャラメルシュークリーム。
クリームは見た目のイメージと違い、ほろ苦の大人の味でした。
周りはピーナッツ?が付いていて、食べ進めると中にはバナナが入っていました。
キャラメルとナッツとバナナって合いますね。
タルト シトロンヴェール
愛媛県宇和島産の自然栽培のライムを使用したタルトだそうです。
クリームもヴェールみたいな飾りになっていて、キレイ。
ライムの甘酸っぱさとサクサクとしたタルト生地が美味しいです。
メレンゲのケーキ
ちょっと名前を忘れちゃったんですが、白いクリームの下はクリームを焼いたような、サクッとした軽い食感でした。
こういうの初めて食べました。
クラシックショコラ
クリームが別で付いてました。
クリーム付けると甘みのあるまろやかな感じになります。
ガトーショコラみたいに中が固さがあるのかなと思ったら、滑らかな食感で、滑らかさとショコラが合います。
フレージュ
フレージュって書いてあったと思うんですけど、キレイなケーキ。
いちごもたっぷり。
中が柔らかいカスタードなのかなと思ったら、バタークリームのような硬さのクリームで、ほんのりアーモンドのような?風味がしました。
甘みのある濃厚なクリームとイチゴの酸味が合いますね。
イチゴだけでもシンプルに美味しい。
どれも楽しい
街のケーキやさんに置いてあるような王道ケーキとまた違って、ひとつひとつが個性的です。
あとは材料なども厳選して丁寧に作られているんだろうなーというのも食べていて感じます。
旬のものを使っているせいかいつもメニューも違っていて、見ためも美しく、食べると想像とは違う創意工夫がされていて、驚きと楽しさがあります。
もっと色々食べてみたいです🍴