「ファンは少ない方が稼げます」読書レビュー

※本ページはプロモーションが含まれています。

コアなファンが24人いれば年収1000万円も夢じゃないという、ライフコンサルタント藤あやさんの著書。内容を振り返りながら感想なども綴ります。

コアなファンとは?

フォロワーが沢山いなければいけない、という常識に「少数のファンでもビジネスが出来る」という内容の本書。
むしろ大勢の薄いファンよりは、熱のある少数のファンがいる人の方がいい、という。

では「コアなファン」とはいったいどんな人を指すのか?

そもそもファンってなんだろう

高額な商品を買ってくれる方を増やす

本には「強いあこがれや親近感、応援の気持ちをいだいていて、商品やサービスを定期的に購入し続けてくれる」と書いてあります。

ただフォローだけして、発信を見るだけ、少し好意はあるけど、と言った薄いファンではなく、高額な商品でも買って下さるようなファンの方を増やしましょう、ということです。
これはまあ確かになぁ、と思いました。

フォロワーは多いけど、エンゲージメント率(いいねやコメント)が極端に低い人や、読者は多いのにサービスの宣伝をしても1人も購入されなかった、という人の例を私も実際に身近で見たことがあります。

この点では確かに「数は重要」ではない、というのは確かですね。

的を絞って集める

よって発信する場合にもむやみやたらに集めよう、というのではなくて、「伝えたい人にだけ届くようにする」ということも重要だとのこと。

広く誰でもいいからと情報を届けると、認識や価値観の違いが生まれやすく、トラブルになることも多いですが、最初から絞って適切に発信していけばそのようなことが起きにくいのです。

それでも起きるフィードバックは取り入れていけばいいだけです。

自分の売りたい価格で売る

「これくらい欲しい」と自分が思う価格が適正価格であると書かれていて、私も実際物販をしているのですが、最近同じように考えています。

あるとき「こんなにやったのにこの価格か・・・。」と自分で思わない金額に設定した方がいいなと思い、それ以来意識して取り入れています。

著者もむしろ「高いからこそ売れるということがあります」と言っています。
価格を高く設定すると

・期待を込めて買ってくれるお客様が現れる
・そのお客様は良質なお客様である
・価格に見合うサービスを提供しようと意識が高まる


といった利点があるそうです。

高くしたら買ってくれない、価格の高さに不満を抱かれる・・・と言ったネガティブな思い込みは手放した方がいいですね。

自分が思ってたら他の人にも伝わっちゃうよね

自分が商品

どんな未熟な状態であっても、自分自身が商品であり、自分の価値を発信していくことが重要、との文章に本当にそうだよな、と納得しました。

本書は自分だけのビジネスをつくるワークが記載されていて、まだ定まっていない方にも助けになるのではないでしょうか。

他にもペルソナの設定方法や、ブランディングの具体的な方法なども書かれていて、私は特にこのブランディングの項目が1番面白く感じました。

どのようにブランディングするのか

ブランディングには3種類あるそうです。

①憧れブランディング
②親近感ブランディング
③応援ブランディング


の3つです。

発信しましょうとはよく言うけれど、どのように発信するのかが分かりにくいことが多いので、勉強になりました。
それぞれ発信の内容などが違うので、詳しく知りたい方は本書をご覧くださいね。

感想まとめ

SNS発信方法など、勉強になる本書「ファンは少ない方が稼げます」ですが「ファンは少なくても稼げます」とも言えるかもしれません。

何故かと言うと、熱のあるコアなファンが重要なのは間違いないですが、そのコアなファンがより多い方が長期的に見た場合にはいいと思うからです。

どんな商品を扱うかにもよりますが、そもそもリピートに限界のある商品や教材を販売している場合には、リピートが難しいので、少数でも新規のお客様が必要になります

例えばサロンでの施術や、マッサージ、定期的なメンテナンスが必要なサービスにおいては、少数のリピートして下さるお客様だけで充分まわるかと思います。
あとは生活消耗品にあたる商品もそうですね。

ただ、何かの教材などは同じ商品を何回も購入しないでしょうし、複数展開していても限界があります。
物販の中でももともとリピートされない商品もありますね(1個持っていれば充分なものなど)。

その場合はやはり発信を続け、少ないコアなファンを増やしていく必要があります。

大々的に始めるよりも、小規模から始め、発信も絞った方が長期的に見れば効果的かもしれません。
詳しい内容はぜひ実際に読んでみてください。

本書を参考にし、発信を続け、少しずつコアなファンの輪を広げていきましょう。

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