HYDEのevergreenをカラオケで歌っていたら心霊現象が起きた話

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カラオケで起きた不思議な現象を書き起こします。

evergreen

L’arc~en~cielのボーカルHYDEさんの初ソロシングルである「evergreen」。

その当時初シングルであることと、真っ白な背景に白髪のHYDEさんがギターを弾き語りしているPVが話題になっていました。
そしてCDのジャケットが棺になっていたのも特徴的でした。

静謐な曲のなか、ささやくように歌う、とても美しい曲です。

カラオケで歌う

ある日歌いたい曲が無くて、何んとなしに「evergreen」を入れました。

夫とカラオケしてたのですが、トイレで席を立っていたので、あまり上手く歌えないだろうなーと思いつつ入れたのです。

サビ以外はキーが低くて上手く歌えません。

そんななか歌っていると「声が聞こえてきた」のです。

声が聞こえる

違う歌や声なら「マイクの混線かな」とも思うのですが、うっすらと一緒に男性が歌っているのです。

私と一緒にハモっている感じなのです。

この歌にはハモリは入っていないようですし、どこか遠くからうっすらと聞こえてきます。

「えっ」と思いながらも歌い続けていると、しっかりと聞こえるようになり、私の歌では上手く出なかった低いトーンの部分を歌っています。

ちょうどHYDEさんのキーですね。

もう一人加わってきた

サビになっても一緒に歌っているようで、私もそのまま続けていると夫が戻ってきました。

すぐさま機械で曲を探していたので、気づいていない様子です。

何となく止めてはいけない気がして歌い続けていると、今度は1トーン高い「女性の声」が聞こえてきました。

高い美しい歌声で、仲間に入ってきたみたいでした。

そのまま歌い続けていましたが、中間の私の声、高い女性の声、低い男性の声で、3人のハーモニーとなりました。

気づいていない

曲が終わったあと、「えっ気づいた?」と聞くと「何が?」との返答。

一通り説明すると「選んでいて気付かなかった」とのこと。
「もういっかいやってみなよ」と言うので、私の幻聴か?と思いつつもう一度入れてみることに。

また歌ってみる

もう一度歌ってみると声が聞こえない。

夫も今回は神妙な顔つきできちんと耳をすませている。
やはり私の幻聴だったのか?と思っていると1番目のサビが終わったあたりで聞こえました。

「これだよ!」と思って夫の方を見ると、「これ?」と口パクしながら画面を指さしました。

まったく同じタイミングで聞こえたようです。

2回目はワンフレーズだけで他は聞こえませんでした。

聞こえてた

歌い終えて夫に確認するとやはりそのときしか聞こえなかったそう。

何はともあれ私の幻聴ではなかったようです。

まったく同じタイミングでふたりとも聞こえたのですから。

他は普通

その日何曲も歌いましたが、他の曲では普通に歌えて何も無かったので、機械的なものでもないようです。

あの曲のときだけ2回とも・・・。
なぜか声が聞こえたのです。

「誰か」の声

色々考えても幻聴でもなければ、機械の不具合でもないようです。

そして私はごくたまに忘れたころにこういった不思議体験をするタイプなのです。

見えたりはほぼしないんですが、「聞こえる」ことはたまにあるのです。
毎日ではありません。

今回もそうだと思います。

調べてみる

同じような体験をした人はいないのか、ネットで調べてみましたが、いない様子。

そうして調べていると「evergreen」の歌詞は実話をもとに書かれているというのを見ました。

亡くなってしまった友人をもとに書かれているというのです。

切ない歌詞

この実話をもとに、ということは知りませんでしたが、この歌はおそらく余命僅かな主人公の目線で書かれているのだろうということは、歌を聴いていて分かりました。

とても切なく、美しい歌詞なのです。

大事な人がいるのに、もう去らなければいけない。
そしてその大事な人はそのことが悲しくて泣いている。

でもそれが事実であるから、「そんなことはないよ。大丈夫だよ。」という言葉もかけてあげられない。

といった内容に感じました。

そして舞台は病室です。

「窓の中の僕は グラスの水に 差した花のよう」
というフレーズから始まりますが、そこからも分かります。

切り花というのは、自然から切り離されて身動きが取れませんね。
そして切ってしまっている以上、長くは持ちません。

それが僕のようだということは、病室で身動きが取れず、ただ終わりを待っている、ということを表しています。

直接的には書いていませんが、こういった背景があることが分かります。
比喩表現が秀逸であるのが、ハイドさんの歌詞の良さだと思います。

とても美しい表現方法です。

余談ですが、村上春樹さんがハイドの歌詞をほめていたという話がありますが、納得です。
もっと評価されてもいいと思います。

そして「ever green never green 緑の葉が色づきゆく 木漏れ日の下で君が泣いている」
とありますが、この曲と歌詞のさらに美しいところは、この悲しい物語が、美しい新緑のイメージのもとで進むことです。

病室の中から、新緑の季節になっていく様子が、木々が見えるのでしょう。

そしてさらに美しいのは、恐怖などの感情ではなく、君が泣いているのに何もしてあげられない、君を置いていかなければいけない、という「愛しさ」がうたわれていることです。

「悲しい瞳をぬぐってあげたいのに」「言葉ひとつ言い出せない」といった切ない愛しさです。

そして最後は「愛しい人よ」と締めくくられています。

これは「愛のうた」なのでしょう。

2回目歌っていたフレーズ

2回目に男性が歌っていたフレーズは「可憐な君は無邪気になついて そっと身体に流れる薬みたいに溶けていったね」という部分でした。

想いが強い部分なのかもしれません。

まったく怖くない

歌詞を作ったのはハイドさんですが、もととなった男性の「想い」のようなものがあの歌の中には封じ込められているのかもしれません。

それはまったく暗い、怖い感じは受けません。

ただただ、切なく、美しいものです。

あの歌のなかの「男性の想い」とそれに応える「女性の想い」がどこかで繋がって、あのハーモニーが起きたのではないか、と思っています。

女性は亡くなっていないと思いますが、そういった想い同士が共鳴することはあるのではないでしょうか。

とても美しいハーモニーでした。

媒体として必要だった可能性はありますが、むしろ私が邪魔なんじゃないかと思ったほどです。

「永遠の愛」

一連のこの現象は何を表しているのだろうとタロットカードを引いてみました。

「カップのエース」。
カップは愛などを表すモチーフで、そこから豊かに水が溢れているカードです。

溢れる愛をやはり表しているのだと思います。

カップのエースには「永遠の愛」という意味もあります。

想うこと

なので怖い感じで捉えないで頂きたいなと思います。

今回のことはとても素敵な美しい出来事です。

PVは「ever green」から「SHALLOW SLEEP」、「Angel ‘s tale」「Secret Letter」と連作になってひとつの物語になっているように見えます。

それは鳥かごの中で男性が歌っていて、そこから飛び出して、生きているときのことを繰り返し、また死に、最後には捕まって鳥かごに入っている。

という永遠のループになっているのでしょうか。
魂が永遠に繰り返えしている描写を、各曲ごとのpvを繋げていて革新的でした。

これらの曲が入った「RENTGEN」はとても美しいアルバムですし、世界観が統一されていて魅力的です。

真相は分かりませんが、どこかでハイドさんは彼の想いが残り続けていることを感じ取って、このような曲やPVを作ったのかもしれないなとも思ってしまいます。



気になる方は聴いてみて下さい

音楽
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