参拝すると金運アップ?宮城県の黄金山神社に行ってみた~行く際の注意点や金華山への行き方~

観光

※本ページにはプロモーションが含まれています。

金運アップの神社とされる黄金山神社へ実際に参拝してみました。行かないと中々分からない点や、神社へ行く際の注意点などをまとめています。

金華山黄金山神社

宮城県の右側端っこ牡鹿半島から船で渡った場所にある「金華山」。

この金華山にあるのが黄金山神社です。

日本で初めて金が産出した場所、ということで「黄金山神社」、そして金運アップのご利益があるといわれております。

そして「3年続けて詣れば一生お金に困らない」という何とも魅惑的な言い伝えがあります。

地元の方なら問題なく行けそうですが、遠方だとなかなかハードルがありますね。

松島の方は外国の観光客の方が凄いので、日本らしさの楽しめるこちらに来た、という外国の方もいました。

パワースポット巡りをする方も多いみたいですね。

私の場合は祖母が宮城にいるのでたまたま知ったかたちです。
機会があれば行ってみたいなと思っていたので、この度参拝へ向かいました。

神社まで行く方法

神社のある金華山は船でしか行けません。

そしてルートは2つ。
鮎川港から行くか、女川港から行くかのどちらかです。

両方あわせても毎日はありません。
時間もほぼ1便です。

それ以外を希望する場合は海上タクシーになります。

かと言って海上タクシーもいつでも出る訳ではなく、上手く人数が集まらないと価格はかなり高めになります。
定期便で行くのがいいと思います。

定期便以外にもたまに臨時便が出ています。

鮎川港・女川港どちらのフェリーも必ず事前に予約を入れて下さい。

せっかく行って「満席で乗れません」ではかなり無駄足になります。
予約表でも満席になっている便も多いので、早めに取って置いた方が安全です。

当日受付で支払いなので欠航の場合は支払い不要です。

女川港からのフェリー

女川港からの場合は「潮プランニング」という船になります。

潮プランニング
女川-金華山航路を運航している株式会社潮プランニング。女川発着金華山定期航路 金運開運招福 金華山への旅は女川から!

定期便などは11時発で、乗船時間は40分ほどのようです。
乗っている時間が長いためか、価格は鮎川から金華山よりも高めの設定となっています。

電車などで直接向かう場合は女川の方が行きやすそうです。

欠航もこちらの方が少なそうな感じですが、どうでしょう。
同じかな。

鮎川港からのフェリー

鮎川港の場合は「金華山フェリー」ですね。

ホエールタウンおしかから出ています。

金華山フェリー|鮎川発金華山へのフェリー
宮城県石巻市の鮎川港から金華山へ決まった時間に出港する定期船、自由に時間を決められる海上タクシー、大型連休等では臨時便を運航しています。事前予約はWebサイトのカレンダーから簡単に出来ます。

こちらは10時半発。

価格は女川よりお安めで、乗船時間も20分ほど。

ただ鮎川港から出ているのですが、鮎川港自体が牡鹿半島の先端にあるので、そこまで行くのに時間がかかります。
船が出ていなかったときに戻るのも大変です。

車ならまだ行きやすいですが、電車などだと途中からはバスのようで本数も多くはなさそうです。

鮎川のホテル「さか井」さんに泊まる場合などは、石巻から送迎があるとの情報があるのでそちらを利用してみてもよさそうです。

欠航に注意

今回関東から宮城に向かい、仙台に宿泊した後、鮎川のホテルに泊まり、そのまま翌朝鮎川港から向かう予定でしたが、なんと欠航で船が出ませんでした。

当日8時に確定だったのですが、呑気に朝食ビュッフェを食べているときに欠航を知り、かなりびっくりしました。

そのときは雲はかかっているものの、雨などは降ってなかったので当然この後行く予定でしたが、止む無く中止に。

窓を指差しながら「これ行けそうじゃん」と夫と軽く愚痴っていましたが、その後次第に風が強くなり、お昼ごろには雨が降ってきたので、かなり的確な判断だと思います。

同じくビュッフェ会場にいたご夫婦の会話から知り、フェリーのサイトを覗くと欠航になっていて、その後予約時に登録していたメールに「欠航のお知らせ」が届きました。

「あそこ金華山ですぐそこなのにねぇ」と言いながら少ししょんぼりして車で来た道を帰りました。

ホエールタウンの港にも、着いてから欠航を知り驚いている人がちらほらいました。

中には神社はあっちだね、と金華山の方に手を合わせて帰る人も。

ここまで来て行けないと結構心のダメージが大きいです 笑

私たちも「めずらしく神様に呼ばれなかったねぇ」と言いながら諦めてそのまま岩手観光に向かったのですが、最終日たまたま予定が空き、今度は石巻市街のホテルに泊まって、朝フェリーが出たら鮎川港に向かう、フェリーが欠航ならそのまま仙台に立ち寄ってぶらぶらして関東に帰る、という予定にしたら、フェリーが出て無事参拝出来ました。

朝は曇っていたのですが、ご祈祷を受けたあたりから日が差してきて、帰りには快晴となりました。

この窓から向こうの丘のポツンと見える白い建物が鮎川のホテルです。

同じことが起こると怖いので、夫と「今度行くときはまた石巻辺りに泊まるか、女川にしようね」と算段しています。

端っこまで行って目の前に見えるのに行けないのはちょっと辛いし、欠航になって来た道をただ戻るのは物悲しい感じがしました。
心なしか車内の空気も少し重かったような 笑

フェリーが出ていれば近くてとてもいいんですけどね。

晴れの予報が出ているときに泊まるか、何日か予備日を組んでおくと行ける確率が高まります。

実際欠航した日の次の日は「出ます」と電話で聞いたときに言われていたので、2日空けて置けば今回最初の方に行けましたね。

ホテルに飾ってあった「○○様御一行 ○○ツアー」という宿泊者の看板には「2日間の旅」と書かれているものが多かったので、きちんとこの辺りを分かっていて予定を2日取っているのかもしれません。

行かれる予定の方は、予定日が欠航だったらどうするか、というのも念頭に入れて計画されると、神社に行けるとしても行けないとしてもより楽しい旅になるのではないかと思います。

宿泊場所

そこまで遠くない場所から港を目指すとなると、下記の4つの選択肢になるかと思います。

朝早くから出発して、遠くてもいいのであれば仙台や松島からでも行けるかと思います。

今回は車で行きましたので、車をメインで想定して書いています。

石巻付近に泊まって鮎川か女川に向かう

鮎川方面への経由地となるのが石巻です。

この辺りで泊まって翌朝、鮎川港か女川港へ行くというルートもあり、実際今回最終日にはこの方法をとりました。

これだと万が一欠航になった場合、他の場所へ向かったりしやすいのが利点です。

船が動くなら行こう、動かないなら他に行こう、としやすい方法です。

ただ、鮎川へはバスだと遠いし、本数も少ないので車の場合におススメの方法です。

鮎川のホテルに泊まる

最初にトライしたのがこの方法です。

鮎川の宿「さか井」さんに泊まりました。

島周の宿さか井《島周の宿のご案内》
宮城県,旅館,ホテル,宿泊,石巻市,石巻,鮎川,コバルトライン,金華山,海鮮料理,鯨,鯨料理,鮑,海鮮,三陸,南三陸,黄金山神社,田代島,猫島,網地島,網地島ライン,パワースポット,被災地,東日本大震災,復興業者,復興,温泉,日帰り温泉,宴...

ただ翌朝欠航になってしまったので、そのまま引き返しました。

徒歩の場合は石巻まで送迎が来てくれるようなので、鮎川から行きたくて、尚且つ歩きの場合は鮎川港に近づけるのでいいかなと思います。

あとは晴天の可能性が高くて、欠航の可能性が低い場合ですね。

宿に泊まった際の記事はこちら↓

女川のホテルに泊まる

女川周辺にも宿があるので、その辺りに宿泊して翌朝港へ行く方法です。

鮎川と違って女川なら、電車も通っていますし、比較的街なので、欠航でもダメージが少ないかなと思います。

船に乗る時間は長いですが、アクセスしやすく、宿周辺にもお店がありそうな感じなので利便性はいいですね。

泊まる | おながわたび|女川町観光協会
女川町観光協会公式情報サイト「おながわたび」。女川町観光協会がお送りする宮城県牡鹿郡女川町の観光、食、文化、イベントなどを発信しています。

神社に宿泊する

神社に宿泊するという手段もあるようです。

参集殿におこもりする

参集殿(鳳龍殿)・参籠(おこもり)のすすめ About Sanshuden (Gathering Building) and Okomori (overnight stay) - 金華山黄金山神社【宮城県石巻市 みちのく 霊島】Kinkasan Koganeyama Shrine [Ishinomaki City, Miyagi Prefecture Holy Island of the Michinoku]
参集殿(鳳龍殿)について About Shansyuden (also known as Horyuden) 昭和47年7月に開殿した。 鉄骨5階建合掌造りは、堅魚木(かつおぎ)を有する荘厳な建物である。 The Sansyuden was

翌朝「一番大護摩祈祷」に参列することができ、大祓詞を神主とともに奉唱し、護摩木の火を焚いてご祈願することができる、とのことです。

リフレッシュするのにいいですね。

船が欠航だとこちらにも行くことが出来ないようですが、その場合はキャンセルとなるようです。

鹿に注意

至る所に鹿さんがおります。

可愛いのでつい戯れたり、近距離で写真など撮りたくなりますが、危ないので止めておきましょう。

参拝している最中も「ツノのある鹿には近づかないで下さい」と注意の放送が流れました。
誰かが近づいていたか、攻撃されたのではないかと思います。

このときは10月でちょうど発情期なので注意喚起の看板もありました。

関係者の方がおっしゃってましたが、食べ物を上げなくても以前食べ物をあげたときに似たしぐさをするだけでも「もらえる」と思って寄ってくることがあるそうです。

基本的に自然の動物ですし、鹿は神の遣いともされます。

遠くからそっと眺める程度にしましょう。

時間はギリギリ

このときは鮎川港から10時半より前、10時15分くらい?のフェリーに乗って、坂道を上りすぐにご祈祷の申し込みをしましたが、ご祈祷が終わったらもうフェリーの時間でした。

最初は「帰りが13時くらいか・・・。そんなに向こうですることあるのかな」と思っていました。

ご祈祷が40分ほどと聞いていましたが、終わってお守りなどがある授与所を少し見てお守りを拝受し時計を見たら、フェリー出発まで残り5分でした 笑

まさかこんなに時間がないとは思わなかったので、やばい!と夫と2人で走っていたら、その必死の形相に焦りが伝わったのか車の送迎の方が「乗ります?」と言って乗せて下さいました。

船着き場に到着したらまだフェリーは来ていなかったので間に合ったとは思いますが、かなり焦りました。

次が翌日かもしれないので。

さすがに少し待ってくれるとは思うのですが、行きのフェリーも10時半予定で、10時10分にはホエールランドに着いて受付をしたら「トイレだけ乗ってすぐに乗って下さい!」と言われたので、帰りももしや行ってしまうのでは?と不安でした。

この日はかなり人数が多くて予定時刻よりも前にもう一便臨時で出したのが原因のようですが、いまいち勝手が分からないので、帰りも少し不安でした。

皆がフェリーのお客さんなら最後まで待ってくれそうですが、この神社に宿泊される方もいるので、取り残されそうな予感もします。

同じく不安な方は少し早めに行きも帰りも行動されることをおすすめします。

ただ、皆さんゆっくり坂道を下りて船着き場に来られていたので、焦っていたのは私たちくらいです。

帰りに一番手前にある祠にお参りしたかったのですが、それどころではありませんでした。
もし乗せて下さらなかったら、足がもつれて転びそうになるほど坂を下っていたように思います 笑

ちなみにご祈祷も、待合所からご本殿の方にいつの間にか皆さん移動されてました。

私たちが空気読めないだけかもしれませんね。

ご祈祷

ご祈祷して頂きました。

簡易的にされるところもありますが、ひとりひとり玉串も捧げますのでかなりしっかり行って下さる印象です。

弁財天様の御影とお札にしゃもじ、お守りも頂きました。

他にもせっかくなので御朱印と

仕事守り。

今回たまたま十二年に一度の巳年御縁年大祭ということで、ご開帳されていました。
本殿でのご祈祷後にご開帳されている目の前まで入らせて頂きました。

そこの扉に龍が彫られていたんですね。
その龍神様の仕事守りのようです。

御朱印も巳年御縁年大祭用の御朱印を頂くことにしました。

これにあわせて行った訳ではないのでご縁を感じました。

御朱印も金色でとっても綺麗でした。

まとめ

フェリーの欠航などもあり、どうなるのかなと思いましたが、今回ご縁を頂き参拝することが出来ました。

この神社は船が動かないと金華山に行けません。

よく「呼ばれないと行けない」という触れ込みの神社はありますが、この黄金山神社こそまさに呼ばれないと行けないのではないかなと思いました。

地元の方なら何度もチェレンジ出来ますが、遠方からだと日程も限られていますしね。

宮城県の石巻は復興から立ち上がった場所でもあるので、ぜひ沢山の人に訪れて頂き、宿に泊まったり、フェリーを使ったり、お食事をしたりして、復興の後押しをして頂きたいなと思いました。

私もまた行きたいと思います。

観光宮城神社仏閣
シェアする
aiをフォローする
タイトルとURLをコピーしました